前期蕎麦連最終日が6月19日、天使を迎えて盛大に開催された。
入学したばかりのお孫さん「はなちゃん」が、日本和食文化最たる手打ちそば打ちに挑戦。勿論十割そば。
見本打ちを見つめる姿は、好奇心一杯と真剣な眼差し。
いざ、そば粉に水を加えて掻き回す時には「熊手」と口にしながら捏ね鉢いっぱいに大きく混ぜ、「猫手」と言いながら器用に延す。
大きな包丁で切りに入ると、「狐手」で駒板を押さえて懸命に切る。
三人の気力十分のオジサンたちもタジタジするほどの集中力を発揮。
ほど良く繋がった十割そばを打ちあげて試食タイム。
「いただきま~す」と一口食べて、思わず「美味しい!」。
心を奪われる可愛い天使の「美味しさ判定」では、残念ながらオジサンたちの負けでした。
和気あいあい満面笑顔のそば打ち会で、「はなちゃん」にとっても忘れられない一日になったことでしょう。
7月・8月は夏休みで9月に再開します。
(写真提供は長谷田一平さん)道場主 石綿 賢