今年(2017年)に入って、連衆3人の方が相次いで本を出版されましたのでお知らせいたします。
上梓順に紹介すると、水野谷英敏さんは『ニッポン縦断だより 佐多岬から宗谷岬までの100日間徒歩の旅』(山と渓谷社。2,000円+税。2月28日発売)、寿々方さんは『北門の功労者 アイヌ語通訳・上原熊次郎』(江戸がたり。1,300円税込。3月31日発売)、吉田誠男さんは『遠き海原 世界都市「江戸」誕生の物語』(サンダーアールラボ。1,500円+税。4月11日発売)です。
水野谷さんの本は、筆者が昨年の定年を機に日本の最南端・鹿児島県佐多岬から最北端・北海道宗谷岬までを100日間かけて歩いた記録集です。
寿々方さんの本は、江戸時代北海道を舞台にロシアとの外交に巻き込まれアイヌ語の通訳からロシア語の通訳になり、情を持って捕虜たちに接した男・上原熊次郎にスポットを当てた一代記です。
吉田誠男さんの本は、自身が日本橋で経営する団扇・扇子の老舗「伊場仙」が昨年、創業425年を迎えたことから、徳川家康と共に江戸に遷った吉田さんの先祖へのオマージュを込めて、一念発起して執筆した江戸を創った開拓者たちへの賛歌です。
上記3冊を購入希望の方は、発行元『ニッポン縦断だより 佐多岬から宗谷岬までの100日間徒歩の旅』(山と渓谷社=TEL 03-6837-5018)、『北門の功労者 アイヌ語通訳・上原熊次郎』(江戸がたり=TEL 03-3269-4158)、『遠き海原 世界都市「江戸」誕生の物語』(サンダーアールラボ=TEL 046-890-4829)へお問い合わせください。なおネットAmazonなどでも購入が可能です。(江戸連編集担当・長谷田一平)