6月講「殿様は幕末・維新期をどう生きたのか」

日 時:6月29日(土)午後2時~4時
場 所:東京ウイメンズプラザ第一会議室A&オンライン(Zoom)配信
講 師:増田由明 氏(港区芝の語り部、EDOカフェ代表、江戸検定1級)
会 費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円
※会員は9月末にまとめて支払い。非会員は事前支払い、ただし関係会員との合算可

総会および4月講「浮世絵に描かれた千石船」

日 時:4月28日(日)13:00~16:00
    13:00~14:00 総 会「2023年度活動報告と決算、2024年度活動方針と予算、その他」
        *欠席の場合:圓山代表理事へ委任状を送信して下さい*
    14:00~16:00 4月講「浮世絵に描かれた千石船」
        講 師:柘植信行氏 品川歴史館専門委員(元・同副館長)
場 所:東京ウイメンズプラザ第一会議室およびZoom配信
講会費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円

報告

4月講は、品川歴史館専門委員(元・同副館長)の柘植信行講師の浮世絵に描かれた千石船で、参加者は現地25名、Zoom 7名でした。品川宿を描いた浮世絵は多数あるが、品川沖に停泊する多くの廻船が描かれており、その廻船の数は誇張されたものなのか?との問題提起から始まった。江戸内湾の海運は下田で行われていた船改めが内湾最初の良港である浦賀湊に浦賀奉行所・船番所が開設され、廻船の船改めが行われることとなった。江戸時代の海運は江戸への御城米・藩米運送に始まる。造船技術の向上・帆船の大型化により東廻り航路・西廻り航路など江戸への航路が充実した。廻船集団により運行と流通システムが整備され三都を中心に問屋仲間を組織化した。<菱垣廻船・樽廻船・北前船・内海船>江戸中期以降海運の主力船として弁才船(千石船)と言われる大型船が出現した。品川沖の重要性は江戸内湾の海運の要として諸国の廻船が停泊していた。各藩の江戸への航行日記等によれば品川沖の停泊は28日に及ぶなど長期であった。これにより品川沖には常に多くの廻船が停泊していた事が証明された。写真の無かった時代の絵画(浮世絵含む)は記録図版との認識を新にする講演でした。

以上     文責:小嶋 光



3月講「家康の外交政策と朝鮮通信使」

日 時:3月20日(水・祝)午後2時~4時
場 所:東京ウイメンズプラザ第一会議室B&オンライン(Zoom)配信
講 師:江藤善章 氏
    1949年北九州市生まれ。早稲田大学卒。埼玉県で高校社会科教員として勤務後、2010年から韓国
    国立木浦大学に留学。帰国後、東日本大地震や能登地震の支援活動の中心メンバーとして活躍。
    また長年にわたり研究課題としてきた日本と朝鮮との歴史についての講演や、パンフルートの
    演奏者(30年のキャリア)としても活躍。今回も講演だけでなく、パンフルートの演奏も
    お願いしています。
会 費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円

報告

3月講は「家康の外交政策と朝鮮通信使―で交わりは豊かさを生み、憎しみは悲しみを生む」で現地参加25名、Zoom参加16名でした。講師は市立大宮北高校元教師で木浦国立大学国際交流教育学院留学。家康の外交政策や朝鮮通信使について研究。パンフルートの演奏家でもある。2017年、歴史的価値の高い文書などを対象にした「世界の記憶」(世界記憶遺産)に、江戸時代の朝鮮王朝が派遣した外交使節「朝鮮通信使」に関する資料の登録を認めた。朝鮮通信使は朝鮮国王が徳川将軍家に派遣した使節団。対馬(長崎県)や江戸を経て、徳川家康が祭られる日光東照宮(栃木県)まで、一行が通った地域に外交文書や行列の様子を記した絵などが残っており、日韓の関係自治体や民間団体が共同で計333点の登録を申請していた。豊臣秀吉による朝鮮侵略後、徳川家康の善隣友好という強い信念(徳川幕府が安泰であるためには、周辺隣国との友好関係が必要である)により国交回復交渉を行った。江戸時代、朝鮮国からの通信使の来日に対する国を挙げての歓迎行事を通じて、日本の民に幕府の権威を強く印象づけることに加えて、貿易による物資の交流や朝鮮の進んだ学問や文化を吸収するメリットがあった。講演後、パンフルートの演奏は講師の心の広さを表現するような音色が印象的でした。

以上     文責:小嶋 光



2月講「洒落本と随筆にみる吉原遊郭の音楽文化」

音が残されていない江戸吉原遊郭の音楽文化を、文字と絵から解き明かし、その文化レベルの高さの観点から吉原遊郭を見直そうとする、極めてユニークな研究成果を語る

日 時:2月23日(金・祝)午後2時~4時
場 所:阿佐ヶ谷区民センター第一集会室&オンライン(Zoom)配信
講 師:青木慧 氏  東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程在籍
            作詞/脚本家・演奏家(歌/ピアノ)としても活動中
会 費:会場参加 会員1,000円、非会員1,500円
    Zoom参加 会員500円、非会員1,000円

報告

2月講は「洒落本と随筆にみる吉原遊郭の音楽文化で」現地参加30名、Zoom 参加16名でした。講師は東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程在籍中で音が残されていない江戸吉原遊郭の音楽文化を、文字と絵から解き明かし、その文化レベルの高さの観点から吉原遊郭を見直そうとする、極めてユニークな 研究成果を講演して頂きました。①吉原遊郭は言葉・服飾・しきたりなど社会を魅了した吉原ブランド②ガイドブックである吉原細見他洒落本、随筆など文人と遊里は切り離せない関係③遊女と芸者の音楽を浮世絵等から見て取る。それぞれが多種の楽器を奏で、役割は明確。芸者(宴会のBGM)遊女(客との密接な関係維持)④吉原遊郭の音楽情報は随筆にも様々記録されているが、「はやり歌(流行歌・時花歌・巷歌とも)」という言葉により記録された情報が圧倒的に多い⑤【岡崎女郎衆】【潮来出島】など全国から訪れ出入りする遊客により今日まで歌い継がれている民謡の宝庫⑥文学研究に基づき、江戸吉原遊郭の「音」空間を限りなくリアルに「再現」する試みは世界初。吉原のある一夜の音。ざわめき・すががき・足音・遊女の声・酒宴の笑い声・話し声・芸者のBGM。瞑目していると「燗酒もう一本」の気分でした。東京藝大ほか主催の「大吉原展」が炎上しているようですが、粋な文化に今の理屈であれこれ言うのは無粋と思いました。

以上     文責:小嶋 光



1月講「谷中七福神巡り」

日 に ち:2024年1月6日(土)
集合時間:13時(午後1時)
集合場所:JR上野駅・公園口改札出て正面、東京文化会館前
行  程:弁財天(不忍池弁天堂)-大黒天(護国院)-寿老人(長安寺)-毘沙門天(天王寺)
     -布袋尊(修性院)-恵比寿(星雲寺)-福禄寿(東覚寺)
     全行程約5.0㎞ 2時間30分~3時間 7,000歩~8,000歩
参 加 費:会員1,000円、非会員1,500円
新 年 会:「目利きの銀次」 田端北口駅前店(会費3,500円/人)

報告

1月講は谷中 七福神巡りで、晴天と冬とは思えぬ暖かさに恵まれた街歩きとなり、外部の方も含めて22名が参加されました。JR上野駅・公園改札口正面、東京文化会館前に時間通り集合。圓山代表理事の新年の挨拶の後、案内役の松本氏の先導により出発。最初は、不忍池弁天堂(弁財天・御利益愛敬)にお参りの予定でしたが流石に上野長蛇の列。最後尾に並びましたが、これからの時間も考慮して遠くからの参拝になりました。上野動物園のモノレールをくぐり、清水坂をゆったりと上り護国院(大黒天・御利益富財)長安寺(寿老人・御利益長寿)に参拝。谷中霊園の天王寺五重塔跡にて小休止と恒例の記念撮影を実施。天王寺(毘沙門天・御利益威光)には朝ドラで有名になった「日本の植物学の父」といわれる牧野富太郎の墓があります。JR日暮里駅を抜け緩やかに上る御殿坂を歩いて行くと、谷中銀座商店街に通じる「夕やけだんだん」と呼ばれる階段。出店、富士山の見えなくなった「富士見坂」を下から見学などなかなか歩が進みませんでしたが、修性院(布袋尊・御利益大量)青雲寺(恵比寿・御利益正直)と参拝。最後の東覚寺(福禄寿・御利益人望)までは約1㎞、20分の行程でしたが完遂。無事七福神巡りを終える事ができました。
今回も渡辺さんによるZoomライブ配信を実施し3人の方が参加「七福神巡りのコースを再認識。休みなく歩くのは大変だがZoom参加できて感謝」等のご意見を頂きました。

以上     文責:小嶋 光