イベント「猫又千夜一夜」について

猫好きの方に必見のイベントが8月4日(金)~8月23日(水)まで東京・高円寺の猫雑貨&猫ギャラリー「猫の額」で開催されます。

「猫又千夜一夜」と題されたイベントには茶柱立太氏、菅野ゆう氏など7人の芸術家が作品を出展することにしており、連衆で漫画家・池田要さん(江戸連機関誌の表紙・挿絵担当)も力作を出します。

会場「猫の額」の詳細は下記の通り。
〒166-0002 杉並区高円寺北3-5-17 03-5373-0987
JR高円寺駅徒歩4分
営業時間は12:00~20:00(木曜定休)
http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/hpdeta/newpage199.html

8月講「微笑仏の木喰~廻国巡礼と故郷への旅路」

日時:8月19日(土) 午後3時~5時
場所:伊場仙ビル7階 会議室
講師:荻原延元氏(江戸連会員)
参加費:会員 1,000円、非会員 1,500円
懇親会:天豊(予定)

 昭和53年5月初旬に甲斐路を数日旅して、平安期や鎌倉期の古刹を巡りながら画帖にスケッチを重ねました。
旅の目的の一つでもあった、木喰上人の故郷である身延・古畑古関を訪ねると、血縁の伊藤平厳氏から”木喰五行”の廻国巡礼についてのお話しを頂き、より一層に微笑仏木喰の魅力を深く感じる事となりました。
14才で江戸に出て様々な仕事についた後、やがて木食戒を受けて56才頃から日本廻国巡礼の旅に出ると、人々の平安を祈り千体造仏の祈願を達成し、91才まで生きた江戸期の偉人であると確信いたしました(荻原延元)。

<講師略歴>
 1947年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。日本画家・奥村土牛先生・塩出英雄先生に師事。日本美術院所属。
 美術教育に携わり40年間、個展5回、大学紀要ほか著作物など少々。オギ・アートクラブ(代々木・松戸教室)主宰。
昨年、江戸連のお仲間となり、月例講や投扇興などで大いに人生を楽しんでいます。この度の《江戸連》表紙絵を担当。

7月講「江戸時代の発酵技術はバイオの宝庫」

日時:7月29日(土) 午後3時~5時
場所:伊場仙ビル7階 会議室
講師:宮川都吉氏(江戸連会員)
参加費:会員 1,000円、非会員 1,500円
懇親会:天豊(予定)

 平成24年の8月講「江戸の酒」の講演で大好評を博した宮川都吉さん(発酵学のオーソリティー)に再登場いただき、「江戸時代の発酵技術はバイオの宝庫」というテーマで話をしていただきます。沢山の発酵食品や藍染など、江戸時代の発酵技術について専門家の目でわかりやすく分析してくれます。

連衆の本の紹介

 今年(2017年)に入って、連衆3人の方が相次いで本を出版されましたのでお知らせいたします。

 上梓順に紹介すると、水野谷英敏さんは『ニッポン縦断だより 佐多岬から宗谷岬までの100日間徒歩の旅』(山と渓谷社。2,000円+税。2月28日発売)、寿々方さんは『北門の功労者 アイヌ語通訳・上原熊次郎』(江戸がたり。1,300円税込。3月31日発売)、吉田誠男さんは『遠き海原 世界都市「江戸」誕生の物語』(サンダーアールラボ。1,500円+税。4月11日発売)です。

 水野谷さんの本は、筆者が昨年の定年を機に日本の最南端・鹿児島県佐多岬から最北端・北海道宗谷岬までを100日間かけて歩いた記録集です。
水野谷さんの本

 寿々方さんの本は、江戸時代北海道を舞台にロシアとの外交に巻き込まれアイヌ語の通訳からロシア語の通訳になり、情を持って捕虜たちに接した男・上原熊次郎にスポットを当てた一代記です。
寿々方さんの本

 吉田誠男さんの本は、自身が日本橋で経営する団扇・扇子の老舗「伊場仙」が昨年、創業425年を迎えたことから、徳川家康と共に江戸に遷った吉田さんの先祖へのオマージュを込めて、一念発起して執筆した江戸を創った開拓者たちへの賛歌です。
吉田誠男さんの本

 上記3冊を購入希望の方は、発行元『ニッポン縦断だより 佐多岬から宗谷岬までの100日間徒歩の旅』(山と渓谷社=TEL 03-6837-5018)、『北門の功労者 アイヌ語通訳・上原熊次郎』(江戸がたり=TEL 03-3269-4158)、『遠き海原 世界都市「江戸」誕生の物語』(サンダーアールラボ=TEL 046-890-4829)へお問い合わせください。なおネットAmazonなどでも購入が可能です。(江戸連編集担当・長谷田一平)

2017年4月月例会の報告

 4月10日、今年2回目の例会はいつもの阿佐ヶ谷市民センターの4階和室。参加者14名。前回あまりに盛り上がった反動か、あるいは女性のプレイヤーがいなかったせいか、どなたも鈍い出足。しかし、皆さん段々と調子を上げ、終盤に入り仲下に何と「蓬生」(よもぎう 35点)が出ました。
1年に一度出るか出ないかという難易度の高い技なのですが、前回齋藤さんがたたき出していますので、今年は早くも2回出たことになります。

優勝  仲下
準優勝 齋藤さん

高得点の技すべてをご覧下さい。
珍しい佐藤さんの匂宮(におうのみ)や、高得点ではありませんが、坂本さんの「無念技」にも注目!

佐藤さんの匂宮    坂本さんの鈴虫・朝顔の合わせ技    清水さんの澪標
佐藤さん 11点 匂宮        坂本さん 7点 鈴虫・朝顔の    清水さん 11点 澪標(みおつくし)
(におうのみや)         合わせ技(このところ不調が
(出そうで出ない珍しい技)    続く坂本さんの無念さが                    
                 こんな蝶の姿に?)

仲下さんの早蕨1      圓山さんの早蕨      圓山さんの澪標
仲下 10点 早蕨(さわらび)  圓山さん 10点 早蕨         圓山さん 12点 澪標

齋藤さんの早蕨1   林さんの澪標   仲下さんの蓬生   林さんの早蕨
齋藤さん 10点 早蕨    林さん 12点 澪標    仲下 35点 蓬生(よもぎう) 林さん 10点 早蕨
                       
清水さんの東屋     齋藤さんの早蕨2     坂本さんの早蕨
清水さん 13点 東屋(あずまや) 齋藤さん 10点 早蕨        坂本さん 10点 早蕨    

仲下さんの早蕨2  坂本さんの早蕨2   仲下さんの若紫  優勝の仲下さん
仲下 10点 早蕨     坂本さん 10点 早蕨    仲下 14点 若紫      優勝の仲下と圓山さん
                        (わかむらさき)

 続いて圓山さんの江戸雑学講座 「江戸時代の”春画”は”笑い絵”である」
浮世絵・春画の歴史や絵師と作品、値段の相場などの概説に続き、得意の古文書の解読術で代表的な春画の詞書(ことばがき)を読み解き、春画は「笑い絵」という圓山さんの結論。なるほど、目からうろこでした。

講座風景1     講座風景2
圓山さんの江戸雑学講座 「江戸時代の”春画”は”笑い絵”である~春画を読み解く~」

 その後は新福來へ。白石さんが合流して美味しい中華料理とお酒に舌鼓を打ちながら多彩なテーマで情報・意見交換。ところが途中で姿を現したオーナーから6月末で閉店すると挨拶、一同びっくり。
「27年間日本で商売させていただいた。台湾にいる90歳の母親が認知症になったので、帰国して面倒をみなければならない。それを機会にいったん店じまいすることにした。皆さんありがとう!」ということでした。
投扇興の後のここでの中華料理は楽しみだっただけに名残惜しいですが、まだ54歳ということなので、また日本に来て開店して欲しいと激励しました。(文責:仲下)

最後の記念撮影
新福來のオーナーと最後の記念撮影