10月講 歌舞伎鑑賞

日時:10月14日(土) 昼の部(午前11時開演)
演目:極付印度伝 マハーバーラタ戦記
   日印交流60周年に因んでヒンドゥ教の聖典とされる古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を題材にした新作歌舞伎
出演:尾上菊之助、市川左團次 他
会費:6,000円

9月講「江戸期の布工芸について」

日時:9月16日(土) 午後3時~5時
場所:伊場仙ビル7階 会議室
講師:服部早苗さん(江戸連会員)
参加費:会員1,000円、非会員1,500円
懇親会:天豊(予定)

 講演に寄せて、服部さんからコメントを頂きましたので、ご紹介します。 
「日本伝統文様を駆使した作品制作を30年余続けていますが、江戸期の250年の安定した時代は、日本の代表的な工芸品も華開いた時期といえます。そうした中で染織、刺繍など身の回りの工芸について、あれこれひもといてみます。」

 服部さんは、タペストリーから打掛キルトまでたくさんの作品を手がけてきました。また、海外を含めた各地で「布工芸展」を開催し、好評を博しています。
 なお、9月16日~9月30日までの間、伊場仙ビル1階ギャラリーで服部早苗さんの作品展を開催していますので、是非ご覧下さい。

イベント「猫又千夜一夜」について

猫好きの方に必見のイベントが8月4日(金)~8月23日(水)まで東京・高円寺の猫雑貨&猫ギャラリー「猫の額」で開催されます。

「猫又千夜一夜」と題されたイベントには茶柱立太氏、菅野ゆう氏など7人の芸術家が作品を出展することにしており、連衆で漫画家・池田要さん(江戸連機関誌の表紙・挿絵担当)も力作を出します。

会場「猫の額」の詳細は下記の通り。
〒166-0002 杉並区高円寺北3-5-17 03-5373-0987
JR高円寺駅徒歩4分
営業時間は12:00~20:00(木曜定休)
http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/hpdeta/newpage199.html

8月講「微笑仏の木喰~廻国巡礼と故郷への旅路」

日時:8月19日(土) 午後3時~5時
場所:伊場仙ビル7階 会議室
講師:荻原延元氏(江戸連会員)
参加費:会員 1,000円、非会員 1,500円
懇親会:天豊(予定)

 昭和53年5月初旬に甲斐路を数日旅して、平安期や鎌倉期の古刹を巡りながら画帖にスケッチを重ねました。
旅の目的の一つでもあった、木喰上人の故郷である身延・古畑古関を訪ねると、血縁の伊藤平厳氏から”木喰五行”の廻国巡礼についてのお話しを頂き、より一層に微笑仏木喰の魅力を深く感じる事となりました。
14才で江戸に出て様々な仕事についた後、やがて木食戒を受けて56才頃から日本廻国巡礼の旅に出ると、人々の平安を祈り千体造仏の祈願を達成し、93才まで生きた江戸期の偉人であると確信いたしました(荻原延元)。

<講師略歴>
 1947年東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。日本画家・奥村土牛先生・塩出英雄先生に師事。日本美術院所属。
 美術教育に携わり40年間、個展5回、大学紀要ほか著作物など少々。オギ・アートクラブ(代々木・松戸教室)主宰。
昨年、江戸連のお仲間となり、月例講や投扇興などで大いに人生を楽しんでいます。この度の《江戸連》表紙絵を担当。

7月講「江戸時代の発酵技術はバイオの宝庫」

日時:7月29日(土) 午後3時~5時
場所:伊場仙ビル7階 会議室
講師:宮川都吉氏(江戸連会員)
参加費:会員 1,000円、非会員 1,500円
懇親会:天豊

 平成24年の8月講「江戸の酒」の講演で大好評を博した宮川都吉さん(発酵学のオーソリティー)に再登場いただき、「江戸時代の発酵技術はバイオの宝庫」というテーマで話をしていただきます。沢山の発酵食品や藍染など、江戸時代の発酵技術について専門家の目でわかりやすく分析してくれます。

<七月講の内容について、演者より>
江戸連の皆様 

 七月講 講演者の宮川です。既にお知らせしてあるタイトルでは講演内容がうまく伝わらないと思われるため、現在準備中の内容をざっとお知らせします。七月講(7月29日)では、日本で独自の進化を遂げてきた「発酵」についてお話しします。多少の科学と、エピソードを交えつつ、次のような内容で分かり易く解説する積りです。

1. 麹について: 清酒、味噌・醤油等の醸造に重要な「麹」は、我が国で長年育まれてきた誇るべきレガシーである。最近の科学的研究から麹の凄さが明らかになったので、最新の知見を交えて解説する。高峰譲吉は百年以上前に、麹の強力な分解(消化)酵素に着目、胃腸薬「タカジアスターゼ」を日米欧で商品化し、世界的に「バイオテクノロジーの父」として崇められている。これを嚆矢とする「世界に冠たる日本のバイオテクノロジー」の一端を述べる。

2. うま味物質について: 昆布や鰹節のうま味は和食文化を支える重要な味覚であるが、馴染みの薄い欧米の学者は、うま味は日本人独特の不可解な感覚と長年無視してきた。最近うま味発現の科学的根拠が明らかにされ、ダシのうま味が世界的にも認知され、和食ブームを後押ししている。池田菊苗は百年以上も前に、昆布のうま味物質をグルタミン酸とつきとめ、「味の素」を商品化した。その後見いだされた物質を含め、今日うま味物質は日本のお家芸のバイオテクノロジーを駆使した発酵法で製造される。

3. 藍染について: 食品以外で発酵技術が利用された稀有な例として、藍染を取りあげる。藍(インディゴ)は化学的特性により、原理的に染色に大きな困難を伴うが、微生物の働き(発酵)を利用して、この問題を見事に解決している。